スマート照明は生活空間を変えるのか。ソニーが『マルチファンクションライト』を発表

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ソニーからマルチファンクションライトという、家電制御の装置を備えた照明が発表されましたね。

今日ちょうど見にいってたのでその話でも。

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ライティングジャパン2016でそれを見た

今日『ウェアラブルEXPO』が開催されていたので東京ビッグサイトに行ってました。人が多いし広くてまわるのが大変でした。

他にも自動車関連なども展示していたのですが、なんとなく照明が気になって見に行ったのが『ライティングジャパン』。説明にもIoTがとか書いてあったので、そういうのがあるのかなと思って。

そしたら見つけたのがソニーのブース。照明の展示でなぜソニー?ってそのときは思ってしまったが、それがこのマルチファンクションライトだったというわけでした。

マルチファンクションライトの特徴

このライトにはこんな機能があるようです。感想も交えて。

赤外線リモコンとして、TVやエアコンの操作が可能、Wi-Fiでスマホからも操作が可能

置いてあったリモコンには照明操作の機能以外はなかったようなので、TVやエアコンはスマホ経由の操作になるということだと思います。

普通のリモコンと考えるとあまり意味のある機能には思えません。

人感センサーを利用して、TVや照明の自動ON/OFF

人がきたら自動でON、人が離れたら自動でOFF。節電効果を狙った機能とのこと。
部屋に人がいないときに消えるというのはTVに関しては良いかな。照明はつけたままにしておきたいときもありますね。

音楽再生可能なスピーカー搭載

Wi-Fi経由でスマホの音楽を再生したり、ユニットにmicroSDカードを挿せるのでそれの再生が。って、SD入れるの面倒じゃん。。

展示ではDLNAにも対応していると書いてあったので、ネットワーク経由で再生が出来るようです。照明とスピーカーという組み合わせは、必ず必要なものの場所に組み込むということで相性は良いと思う。すでにスピーカー内臓のLED電球出しているしね。

ふたつのユニットを組み合わせるとステレオ再生できますとかになると、なお良いのになと今後に期待。

会話機能

インターホンのような機能として、別の部屋からスマホで会話ができる。

うーん、普通に呼びに行こうよ。引きこもりの部屋につけても絶対外される。ということで、あまり使われることはないだろう。

伝言機能

スマホ経由で伝言を残すと、帰宅時に人感センサーで感知してメッセージを再生する機能。これももっと使い勝手の良い別のものがありそうなので、使われないで終わる機能かな。

実際に見た感想として

デザインはシンプルなシーリングライトなので、インテリアとしては主張しすぎなく良い感じ。ユニット部分はきせかえパネルもあって見栄えも変更できるみたい。

説明には温度や湿度センサーとかも書いてあったと思うので、例えば、十分部屋が涼しくなったらエアコンを切るといった自動化もできるようになるのではないだろうか。

照明をハブとした生活空間

照明は家に必ずあるものなので、そこをハブとした機能を提供するのはひとつの方法かなと思う。照明としての機能を邪魔しない程度での機能付加となるので、例えばプロジェクタみたいなものは難しいかもしれないけど。照明が邪魔になる可能性もあるし。

もっと単純に通信機能と温度と湿度のセンサーみたいにシンプルなものでも利用価値が上がると思っている。例えば常夜灯のように後から追加できる場所が用意されているとか。

照明とIoTはかなり密接に関わってくると思うので今後に期待。

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