耳を塞がないイヤホン『ambie sound earcuffs』を蔦屋家電で試聴してきた – 購入後のレポート追記
image by ambie
先週発表された耳を塞がない新しいカタチのイヤホン『ambie sound earcuffs』
気になる人も多いことでしょう。という私もそのひとり。
実際どんなものか蔦屋家電で試聴してきました。
しばらくした後、結局購入もしたので使用感なども報告します。
普通のイヤホンとの違い
これまでのイヤホン
普通のイヤホンは耳の中に差し込んで中で音を鳴らすもの。耳栓に近いかたちなので周りの音は聞こえにくい状態になる。
カナル型と呼ばれるタイプは特に耳の奥に差し込むタイプなので周りの音はかなり遮断される。
その分イヤホンから流れる音を直接聴けるためクリアなサウンドを聴けるというもの。
ambie sound earcuffs
それに対して『ambie sound earcuffs』は耳たぶのちょっと上の部分に挟むように装着する。
その耳の内側部分に耳の中に向けて音の出る穴があいている。
耳の内側に小さなスピーカーを置いたような感じのもの。
耳を塞がないので外の音もそのまま聞きながら音を楽しむことができるというもの。
蔦屋家電で聴いてきた
ambieはソニー(ソニービデオ&サウンドプロダクツ)とWiLが共同出資した新しい会社。
最初は取扱店舗を少なくしたのかあまりないのだけれど、蔦屋家電では取り扱うということだったのでとりあえず聴きに行ってみた。
蔦屋家電見に行くの好きです。ただ、あそこで勉強しようとは思わないか。。
Musicコーナーのど真ん中に置いていました。
店員さんに説明受けながら試してきたのだけれど。
まず着け方が難しい
「耳たぶのほうからずらしながら挟む」みたいなこと言われましたが最初は難しい。
着けたあとも位置が合っているのか不安になる感じ。
鏡で見ながら場所を確認して耳にかかる感覚を覚えると慣れるのではないかと。
軽いからこそ
ところで着けた位置が合っているか不安になるのは、ちゃんと着けられているかわからないからだけど、それは軽くて着けている感覚がないというのもあると思う。
実際つけ心地が軽い。耳の中に差し込まないので圧迫感もないからさらに着けた感じがないのかも。
もうひとつBGMが増えた
自分のiPhoneで音楽を聴いてみた。音量はiPhoneのボリュームで7割から8割あたりでやっとちゃんと聴こえた。
これは蔦屋家電なのでBGMがしっかりとかかった環境だからということはあったと思う。
その中で聴いているのでもうひとつ新しいBGMが鳴ってきたような感じ。
いろいろな記事で見たとおり低音はかなり弱いけど、しょぼい音という印象はなくしっかり鳴っていると感じた。
音漏れはそんなにしない?
結構音の多い環境だったのでわかりにくかったのが事実だが、耳に近づけないと音はわからない印象。
実際にはiPhoneで8割までボリュームを上げる状態にはならないと思うのでそこまで気にする必要はなさそう。
店員さんもiPhoneで半分のボリュームくらいならぜんぜん気にならないとのこと。
視聴時のまとめ
で、結局買ったかというと買っていない。
というか、すでに売り切れ状態。蔦屋家電では2/9の発売日は即完売。翌日また入ってきたけどそれも完売。
今は予約受け付け中で週末くらいに入ってくるとのこと。
ambieのオンラインサイトも初回生産分は完売で次は3月上旬以降予定ということなのでなかなか入手が難しい。
個人的にはワイヤレスなら欲しいと思っているので様子見の予定である。
ただこの新しいかたちは良いと思う。
音のある日常環境の中に自分だけの音を足し合わせるそんなちょっとした贅沢を味わうような使い方良いのかなと。
ということでワイヤレス版をお待ちしております。
(2017/06/22追記)
購入したのでそのレポート
その後結局気になってオンラインサイトで購入しました。
最近はオンラインサイトでも普通に買えるようになり、ビームスでも取り扱うなど購入できる場所も増えたようです。
ちなみに色はToypu Brown。肌に近いほうが良いかなと思ったのですが、着けていることは近づけば相手には分かるのであまりこの選択には意味がないかもしれない。
装着動作と着け心地
耳に着けるのは慣れたら特に問題ないです。耳たぶの上、薄い部分から挟むような感じだろうか。よく歩きながら着けています。
着けている感じはほとんど感じない。意識すると挟んでいる耳の部分が気になることもあるけれど、そこまでずっと意識することがないので、普通のイヤホンに比べると着けている感じはやはり少ない。
音量と音漏れ
おもに通勤中に利用することが多いのだけれど、音量はiPhoneで7割〜8割あたりのボリュームを利用する状態になっている。
それって前述の蔦屋書店の状況と同じということ。周りの音が多い大きい状態のため、どうしても音量を上げないと聞こえない状態。
ただ、逆にその状態なので周りにもあまり聞こえていない状態でもある。満員電車で距離が近いとさすがに気になられるかなという感じ。注意は必要かもしれません。
ちなみに電車が来たときはまったく音が聞こえません。そのくらい大きな音なんですね。なので、例えば通勤中の勉強用途としての利用などは、どうしても聞こえないタイミングができる可能性があるのでちょっと向いていないかなと思います。
家の中で利用するような場合は4割程度のボリュームで利用しています。この音量だと30cmくらいまで近づかないと音を感じることはないです。
逆に周りの音はしっかりと聞こえるので、返事ができないとかそういう状態はないです。
購入後のまとめ
正直予想以上に使い心地は良いと思っています。
音を聞かないといけないけど、周りも気にしないといけないような状態には非常に便利で、これまでイヤホンやヘッドホンでは周りが聞こえないことでかえって気にしてしまうようなことになっていたのが、聞こえることで集中できるようになります。
個人的には、動画で勉強をしないといけないことがあるのですが、その際に外に音を出さないで良く、さらに周りも聞こえるので、何かあったときにはすぐに気付けると。そんな感じです。
ただ、やはりケーブルが煩わしいので、ワイヤレスが出ることを切に願います。
(2017/06/22追記終わり)
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