【MWC2016】情報は耳で入手する。ソニーの考える次世代ワイヤレスイヤホン『Xperia Ear』

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MWC2016(Mobile World Congress 2016)が始まりました。今年も多くの新しい製品の発表があるんでしょうね。今年はやはりウェアラブル系が注目の的ではないかと思っているわけですが、そんななか出てきたのがソニーの「Xperia Ear」。


http://blogs.sonymobile.com/

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Xperia Ear

「Xperia Ear」は「Xperia smart products」のひとつ。自宅にいるか外出中かなど状況や環境に適応し、ユーザーの好みや行動、活動を理解するインテリジェントデバイスとしての新カテゴリ。

そのなかのひとつ、 次世代ワイヤレスイヤホンとして発表されたのが「Xperia Ear」

情報を聞く

片耳タイプの Bluetooth イヤホン(ヘッドセット)だが、ソニーのボイステクノロジーと近接センサーを組み合わせることで、スケジュール、天気、ニュースなどの情報を聞くことができる。

近接センサーを利用して装着していることを判断することで最初の情報提供の要否判断をするのだろう。

どのタイミングで提供するのか(しないのか)

基本的にはスマホとの連携で利用するものであるため、もうすぐ始まる予定や雨雲接近といった情報を、スマホでは通知センターに通知しているものを音声で読み上げるという機能と思われる。

専用アプリでの対応のようなので、ある程度厳選(限定)された情報になるのだろう。あとは、どのくらい状況を判断して通知するか。特に通知が欲しくないときをどのくらい判断できるかで製品の価値が変わるかなと思う。位置情報なども利用するのだろう。

このあたりをどのくらい実現できているかでインテリジェントデバイスであるかどうかが判断できるかなと思っている。

音楽向きではない

そもそも片耳タイプなので音楽用途の想定ではないようである。そのあたりが少し残念。

どうせなら両耳タイプのイヤホンでノイズキャンセリングなんかもモリモリにして、そのかわり切り替えで周りの環境音も取り込むことで、はずさなくても周りの状況も把握できるようになると嬉しいかな。ほんとにやったらサイズがでかすぎるのだろうけど。

また、ヘッドセット+ボイステクノロジーで音声コマンドの対応もしている。このあたりも使い勝手がどの程度か気になるところ。

まとめ

通知に耳(音)を利用するのは余計な動作が不要なので理にかなっていると思う。ただし、どの程度状況を判断して提供できるかが本当の意味での使い勝手につながる。

とはいえ、面白い製品だと思うので期待。今夏以降の発売予定とのことなので気長に待ちましょう。

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